CryptoGaugeの判定は、こう計算されている
ブラックボックスの「AIが言っているから」ではなく、どの指標をどう重み付けして、なぜその判定に至ったのかを、計算式まで含めてすべて公開します。
加重スコアの構成要素
CryptoGaugeのメインスコア(0〜100)は、5つのトリガー指標を重み付けして合算したものです。各トリガーは独立して0〜1のスコアを持ち、以下の重みで加重平均されます。
| ID | トリガー名 | 重み | 判定基準の考え方 |
|---|---|---|---|
| T-01 | Price vs 200DMA | 25% | 200日移動平均線からの乖離率。長期トレンドの方向性を評価 |
| T-02 | MVRV Z-Score | 25% | 市場全体の含み損益水準。過熱・冷却の度合いを評価 |
| T-03 | Funding Rate | 15% | デリバティブ市場のレバレッジ過熱度を評価 |
| T-04 | Exchange Netflow | 20% | 取引所への資金の出入りから需給圧力を評価 |
| T-05 | Stablecoin Ratio (SSR) | 15% | 市場の潜在購買余力(ドライパウダー)を評価 |
単一の指標が極端な値を示していても、他の指標が中立であれば、全体スコアへの影響は重み分に限定されます。複数指標が同方向に整合しているときに、スコアが強く動く設計です。
スコア帯と判定ラベルの対応
ベト(Veto)ルール:MVRV-Zスコアが0以下(市場全体が含み損状態)の場合、加重スコアが70を超えていても、判定は自動的に「移行期・要監視」に引き下げられます。単一指標の急騰だけで「ブル確定」と表示しないための安全弁です。
底値圏を検出する複合指標
降伏スコア(0〜100、高いほど底値圏に近い)は、マイナー側の降伏度合い・長期保有者の損益状況・MVRV水準・ファンディングレートの冷え込みを合成した指標です。単一の底値シグナルではなく、複数の「投げ売り」の兆候が重なっているかを見ています。
短期センチメントの合成指標
Fear & Greed Index・ファンディングレート・実現ボラティリティ・先物ベーシスの4つを合成し、0〜100の「温度」として表示します。80以上は過熱(OVERHEATED)、20未満は過冷却(OVERSOLD)として、短期的な行き過ぎを検出する目的で使っています。5トリガー判定とは異なる時間軸(より短期)の指標です。
この判定ロジックが「当たらない」ケース
正直に書きます。以下のような局面では、このロジックは機能しにくい、あるいは誤ったシグナルを出す可能性があります。
・規制ニュースや地政学リスクなど、オンチェーン指標に現れない突発的な材料には対応できません
・過去のサイクルのパターンを前提にしているため、市場構造が変化した場合(機関投資家比率の急増など)は精度が変わる可能性があります
・重み付けは固定値であり、市場環境に応じた動的な調整は行っていません
これらの限界を踏まえた上で、この判定ロジックが実際にどの程度当たっていたかは、実績・的中率ページで全履歴を公開しています。良い判定も悪い判定も、すべて記録に残しています。
この判定ロジックをベースにした、より踏み込んだ週次分析はnoteで配信しています。
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