ビットコインは約4年ごとに発生する半減期を起点として、価格が長期的なサイクルを描いてきたとされる。過去3回のサイクルでは、半減期後に上昇局面が続き、その後天井をつけてベアマーケットに入るという共通のパターンが観測されている。
サイクルの4フェーズ
一般的にサイクルは、半減期後の拡張フェーズ、サイクル中盤の強気相場、過熱からの天井形成、その後の下落・調整フェーズという4段階で語られることが多い。各フェーズの長さや値動きの幅はサイクルごとに異なるが、半減期という供給面のイベントを起点に市場心理が循環してきた点は共通している。
過去3回のパターン
2012年、2016年、2020年の半減期後には、それぞれ前回サイクルの天井を上回る新高値を記録したのち、大幅な調整局面を経験した。ただし上昇率や所要期間は回を重ねるごとに変化しており、市場規模の拡大とともにサイクルのパターンも徐々に変容している可能性がある。
現在のサイクルにおける留意点
機関投資家の参入やETF経由の資金流入が増えた近年のサイクルでは、過去のリテール主導の値動きとは異なる構造になっている可能性がある。サイクル理論はあくまで過去の傾向を整理したものであり、将来も同じパターンが繰り返される保証はない点を踏まえて活用することが望ましい。
本記事は情報提供を目的としており、投資助言ではない。本記事に含まれる過去のサイクル傾向や分析手法に関する記述は、将来の値動きを保証するものではない。