DXY(ドル指数)は、ユーロや円など主要6通貨に対する米ドルの相対的な強弱を示す指数である。ビットコインを含むリスク資産の多くはドル建てで取引されるため、DXYの動向はBTC価格と一定の逆相関関係を持つ傾向があるとされ、マクロ環境を読む上での参考指標として扱われている。
逆相関関係の背景
ドルが強くなる(DXYが上昇する)局面では、相対的にリスク資産への投資妙味が低下しやすく、資金がドルや安全資産に向かいやすいという考え方がある。逆にドルが弱くなる局面では、リスク資産への資金流入が増えやすく、ビットコインを含む資産価格に追い風となることがある。
ドル高局面での読み方
DXYが上昇トレンドにある局面では、ビットコイン価格に下押し圧力がかかりやすいという見方が一般的だが、これはあくまで傾向であり、常に厳密な逆相関が成立するわけではない。特定の期間においては、両者が同方向に動く「相関の崩れ」が発生することもある。
相関が崩れる局面でのリスク管理
地政学リスクの高まりや、暗号資産特有の規制ニュースなど、DXYとは独立した要因がビットコイン価格を動かすことも多い。DXYとの相関関係を絶対視せず、複数のマクロ指標やオンチェーン指標と組み合わせて、総合的に市況を判断することが望ましい。
本記事は情報提供を目的としており、投資助言ではない。本記事に含まれる過去のサイクル傾向や分析手法に関する記述は、将来の値動きを保証するものではない。