M2は現金・predmet預金・定期性預金などを含む広義のマネーサプライ(通貨供給量)を示す経済指標である。世界の主要中央銀行のM2を合算したグローバルM2の増減は市場全体の流動性を反映するとされ、ビットコインを含むリスク資産の価格動向と一定の関連が指摘されている。

流動性とリスク資産の関係

中央銀行が金融緩和を行いM2が拡大する局面では、市場に供給される資金量が増え、株式や暗号資産などのリスク資産に資金が向かいやすくなるという考え方がある。逆に金融引き締めによりM2の伸びが鈍化・縮小する局面では、リスク資産から資金が引き上げられやすくなる傾向が指摘されてきた。

ラグ構造

グローバルM2の変化がビットコイン価格に反映されるまでには、数週間から数ヶ月程度のタイムラグが存在するという分析がしばしば紹介される。このラグの長さはサイクルや市場環境によって変動し、常に一定の遅延で連動するわけではない点には注意が必要だ。

FREDデータを使った確認方法

米セントルイス連邦準備銀行が提供するFRED(Federal Reserve Economic Data)では、各国のM2関連データを無料で取得できる。複数国のM2を米ドル建てで合算することで、グローバルな流動性の推移を把握する際の参考データとして活用できる。

本記事は情報提供を目的としており、投資助言ではない。本記事に含まれる過去のサイクル傾向や分析手法に関する記述は、将来の値動きを保証するものではない。