逆張り投資とは、市場の大多数が悲観的なときに買い、楽観的なときに警戒するという、トレンドフォロー型とは逆の発想に基づく投資アプローチである。ビットコイン市場ではセンチメント指標やオンチェーン指標を組み合わせることで、過度な悲観・楽観のタイミングを客観的に把握しようとする試みが行われている。

逆張りの基本的な考え方

市場参加者の大多数が同じ方向に傾いているとき、すでにそのポジションを取り終えた参加者が多く、新規の資金流入余地が限られている可能性がある。極度の悲観の局面では売り圧力が出尽くしている可能性、極度の楽観の局面では新規買いの余地が限られている可能性、という観点から相場の転換点を探る。

センチメント指標の活用

Fear & Greed Indexやファンディングレートといったセンチメント系の指標は、市場参加者の心理状態を数値化したものであり、逆張りの判断材料として広く使われている。単一の指標だけでなく、複数の指標が同方向に振れているかどうかを確認することで、判断の精度を高めようとするアプローチが一般的だ。

過去の買い場との対応

過去のベアマーケット底では、NUPLがマイナス圏、Fear & Greed Indexが極度の恐怖、MVRV-Zが0近辺という、複数の指標が同時に極端な水準を示す局面が観測されている。ただし、こうした水準に達したからといって即座に底打ちを意味するわけではなく、その後も一定期間低迷が続くケースもある点には注意が必要だ。

本記事は情報提供を目的としており、投資助言ではない。本記事に含まれる過去のサイクル傾向や分析手法に関する記述は、将来の値動きを保証するものではない。